🍃 1. はじめに
介護を始めて、もう30年になります。
初めは「もっとリハビリを」「良くなってほしい」と、頑張りすぎていました。
でも、気づけばお互いにプレッシャーばかりで、“楽しくない介護”になっていました。
🌷 2. 気づきの転機
何度か命の危機を経験したとき、「普通の親と比べるのをやめよう」と思いました。
できることより、笑った顔を見たい。
「楽しいことをしよう」と心から思えるようになりました。
病気だからと閉じこもらず、外にも出よう。
好きなところに行けないなら、一緒に行けばいい。
🎡 3. 母と一緒に楽しむ日々
毎年、1回は阪神戦を見て、吉本新喜劇を観に行きます。
お茶ゼリーをいっぱい持って行って、回転寿司にも行きます。
マクドにも行きます🍔
母が笑ってくれる、それが何より嬉しい瞬間です。
💞 4. 支えてくれる人たち
母は週3回、老健(デイケア)に通っています。
職員さんたちが嚥下のことを気にかけてくださって、最近は食事もムース食にしてくれました。
「今日はよく食べられましたよ」と声をかけてもらうたび、私もほっとします。
家だけじゃなく、周りの人たちが支えてくれている。
それが本当に心強いです。
(📸 デイケアのムース食の写真)
🍳 5. 介護食づくりが趣味になった
介護を続けていくうちに、私は「介護食を作ること」そのものを趣味にしようと思いました。どうせやるなら楽しく面白くしたい。
最初は必死だったけれど、今では「どうしたら美味しく、楽しく食べてもらえるか」を考える時間が楽しみ。
嚥下食やムース食、ゼリー食を組み合わせて、彩りを工夫しています。時々手抜きもします。🤭
お母さんが「おいしい」と笑ってくれるのが、いちばんのご褒美です。
🌤️ 6. まとめ
食べることは、口だけでなく、空気や湿度、温度にも助けられているんだなと感じます。
今日も、心地よい空気の中で「いただきます」。
「食べやすい空気」をつくることも、介護の一部だなと感じます。
— 介護の晩ごはん日記より
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