【食べれるようになって気をつけた事】 食べやすい物から始めて口を慣らしていく ①どんなものがいいかな? 食材の形状 固さ 大きさ 温かさ 味 以前は、柔らかいもの刻みやペースト的なものを食べていた。適度な弾力があってまとまっているもの。口の中でばらけないゼリーが今は最適。介助する私もどんな味か、どんな固さなのかを知る事で、美味しさ、食べやすさの分かち合いができ、声がけも変わって来る。以前どうしても後味が悪いものがあり、いくら栄養満点でも食欲を失くすものがあるんだと実感した。 ②どんな風に食べているのかな? 喉へ落ちるタイミングを図っている時に、集中している間は上を向いて目を閉じている。飲み込みにくいものは、喉元をゆっくり自然に落ちていくのを待っている感じ。 ③どんな風にたべさせたらいいかな? 『速度』飲み込みごっくんの音を聞き、スプーンを差し出して、口を開けてくれたら入れる。今では自分から口を開けて待っていてくれる事も。 『食べる時の姿勢』リクライニング 車椅子の角度を調整。初めの頃はリクライニング を倒し、喉に落ちやすい様にしていた。 首の角度は左に向く事が多く、首を傾けた状態になる。左側によだれや水分がもれだす事もあるので、首元を保護するエプロンやよだれかけなどを用意する。円背のためクッション などを使って調整する。最近は、背もたれの角度をつけなくても飲み込みができる様になってきた。 『一口量の調整』スプーンの大きさ、持ち手の長さも色々ある。一口が多すぎても少量すぎても飲み込みにくいこともあり、適量を知る。初めの頃は、ぷるんとしたゼリーを平たくペロンとした形ですくい取り口に入れていた。現在は、こんもりスプーンにすくい取ったものでも自分の力で吸い取って食べれている。日々の毎食量を同じ位で準備する様にして、変化が分かるようにする。トロミが溶けず、味が混ざらない為にも食材が変わる時にスプーンを洗う水コップをおいておく 『1回にかかる食事時間』疲れて食べることが嫌にならないように気をつける。初めは、1時間以上かかって食べていた量も最近では20〜30分程で食べれる様になりました。 眠そうだったり、ぼーっとしたり、食べ疲れてきたら食べやすいゼリーに変えて様子を見る。 『楽しく食べれる様に』食事中は楽しい話をしたりして良い雰囲気で食べれるようにする。笑わせ過ぎるとムセるので気...