「母と私が戻ってきた道」 How Mom and I Found Our Way Back 母が食べられなくなったあの頃、 「このまま食べられない日が続いたらどうなるんだろう」と、 胸がざわざわする毎日でした。 誰にも気軽に聞けないし、 答えをくれる人もいない。 ただ、母の口が開かない。ひと口も食べない。 それが続く日々でした。 🌿 私のほんとうの気持ち 「なんとかもう一度、母と一緒に食べたい」 「食べれなくなるのが寿命なら仕方ない。でも、病気で食べられないのはイヤだ」 そんな思いがぐるぐる回っていました。 周りの人はみんな優しかったけど、 深刻な時期だからこそ、 誰も軽く “大丈夫だよ” とは言えない。 その空気も、私には痛いほど伝わっていました。 🌸 思いついたのが「木曽路に行こう」だった 無謀かもしれない。 でも、母と「また外食したい」という気持ちにすがるように、 木曽路へ行きました。 結果は… 食べられなかった。 でもね、 ホタテをちょっと舐めたの。 ほんのちょっと口が開いたの。 当時の木曽路に行った時の動画 👇 2021.6.6 その瞬間を私は忘れません。 帰り道は、 「もう無理なのかな」と涙が出て止まらなくて。 だけど、どこかで心がまだ言っていました。 「あの食いしん坊の母が、“病気だから” 食べないなんて……違うと思う。」 あの日は、 私の覚悟と希望がぶつかった日でした。 🌟 そして今年も——しゃぶしゃぶを食べに行けた 今年。 お茶ゼリーを持って、また木曽路へ行きました。 母は、 しゃぶしゃぶの柔らかいお肉をちょっとずつ、 ゆっくりゆっくり食べてくれました。 しかも、デザートのモンブランまで! あの時、「もう無理かもしれない」と泣いた私が見たら、 信じられない光景だったと思います。 奇跡なんて言葉は軽いけど、 でもこれは、 私と母の “ゆっくり取り戻した時間” の証拠です。 💛 危険とも隣り合わせだった時期がある 食べることは、 嚥下障害のある人には本当に危ない瞬間が...
嚥下食・やわらか食の工夫や食べやすさの違いをまとめたブログです。 飲み込みにくい方でも食べやすい食事のヒントを紹介しています。 比較や実験で「食べやすさの違い」をわかりやすく伝えています。 This blog shares easy-to-swallow meals and practical ideas for people with dysphagia.