📅 日付:2026年3月25日
📷 動画でとろみ水とゼリーの違い
※嚥下食(dysphagia diet)の考え方です
やわらかいだけでは食べられなかった話
― ゼリーから始まった嚥下食の試行錯誤 ―
母はもともと、刻み食やお粥を食べていました。
しかしコロナの時期にデイケアを休むようになり、
食事以外で口を動かす機会が減っていきました。
それからしばらくして、
急に食事が進まなくなりました。
やわらかいものなら食べやすいのではと思い、
・プリン
・アイスクリーム
・やわらかいおかず
・刻み食
いろいろ試しましたが、
うまく食べることができませんでした。
そんな中で、
ゼリーだけは食べることができました。
リハビリの先生に相談したところ、
嚥下機能が低下している人には、
ゼリーのように「まとまりのある形状」の方が
食べやすいことがあると教えてもらいました。
また、スマイルケア食など、
食べやすさには段階があることも知りました。
それまで私は、
・やわらかいもの
・細かく刻んだもの
が食べやすいと思っていました。
でも実際は、
・口の中でまとめる力が弱くなる
・送り込む力が弱くなる
・歯が減って噛みにくくなる
といった理由から、
細かいほど食べにくいこともあると分かりました。
それからは、
何が食べやすいのか
どんな形が合うのか
を、自分なりに試すようになりました。
見た目で分かる方法として、
滑り方・まとまり方・形の違いを比べています。
今回は、
・とろみをつけた水
・ソフティアGで作った水ゼリー
の違いを比べてみました。
どちらも、水200mlに対して3g使用しています。
とろみ水は、20秒しっかり混ぜてから、
1分ほど置いてなじませています。
こちらが、とろみ水です。
(動画)
同じ滑り台でも、
とろみ水はすーっと流れやすく、
水ゼリーはまとまりを保ったまま滑ります。
こちらが水ゼリーです。
(動画)
嚥下食では、
やわらかさだけでなく、
まとまり・なめらかさ・滑り
が大切だと感じています。
嚥下機能が弱くなると、
刻み食やとろみ水から始まることが多いですが、
それよりも飲み込みが難しい場合や、
食事に時間がかかる場合には、
ゼリーを活用することで、
本人も介護する側も
楽になることがあります。
一方で、
「ゼリーばかりで嚥下機能が低下しないか」
と心配されることもあるかもしれません。
大切なのは、
ひとつの形にこだわることではなく、
その方に合った食形態を選び、
その時々に合わせて使い分けていくこと。
刻み食だけ、ゼリーだけ、ムースだけと
ひとつに決めるのではなく、
食感の違うものを組み合わせることで、
楽しく、そして無理なく食べられることもある。
今になって、そう感じています。
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