📅 日付:2026年3月27日
嚥下食(dysphagia diet)の考え方です
① 数値で分かりたかった頃
以前、簡易食物硬さ測定器「カメルカ」を使って、ゼリーの硬さを数値(kPa)で比べたことがあります。2026.1.1のブログ記事
5kPa・10kPa・20kPaと条件を変えながら試し、
「どの硬さが食べやすいのか」を考えていました。
その時は、
やわらかさ=食べやすさだと思っていました。
② でも、数値だけでは分かりにくかった
実際に試してみると、同じkPaでも
- 沈み込み方が違う
- 表面の凹み方が違う
- 支える力が違う
といった違いがありました。
数値としては同じでも、
食感や扱いやすさは同じではないと感じました。
③ 今、滑りと通りで見てみると
その後、滑り台や漏斗を使って
ゼリーの違いを「動き」で見てみました。
すると、
- やわらかいものはスルーっと流れる
- まとまりのあるものは形を保って動く
- 硬さや形によって、通る・止まるが変わる
という違いが、目で見て分かるようになりました。
👇やわらかめの水ゼリー(ソフティアG 1.5g)
👇しつかりめの麦茶ゼリー(ソフティアG 3g)
④ 見えてきたこと
今回あらためて感じたのは、
柔らかさや弾力は、数値だけでは分かりにくい
ということです。
同じような数値でも、
実際の食べやすさは
- まとまり
- なめらかさ
- 滑り
- 形の変わりやすさ
によって大きく変わると感じました。
⑤ わが家としての考え
母は歯が少なく、ほぼ丸呑みの食べ方になります。
そのため、
- 小さくすれば通る
- ごっくんする力があれば飲み込める
- 硬めの方が安定することもある
など、
条件によって食べやすさは変わると感じています。
⑥ 結論
嚥下食は「できるだけやわらかく」ではなく、
👉 どう飲み込まれるかを見ることが大切
だと感じています。
数値で測ることもひとつの目安ですが、
- 滑り方
- 通り方
- まとまり方
といった「動き」で見ることで、
違いが分かりやすくなると感じました。
「今回の違いは、動画でも見ていただけます。」
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