📅 日付:2026年8月24日
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昨日、フォロワーさんからこんな質問をいただきました。
「水ゼリー、クラッシュとスライスではどう違いますか?」
そういえば、比べたことがない🤭
そこで、いつも母に作っている水ゼリーで試してみました。
今回は、水500mlにソフティアGを約5〜6g。
母用に作っている、わが家ではしっかりめの水ゼリーです。
同じ水ゼリーを、ひとつはスライス。
もうひとつは細かくクラッシュ。
漏斗に入れてみると、動きが違いました。
スライス
クラッシュしてみる
スプーンですくってみる
クラッシュゼリー
そして実際に私も食べ比べてみると、口の中での感じ方も違う。
同じ材料。
同じ濃さ。
同じ水ゼリー。
ただ、切り方を変えただけです。
それなのに違う。
これは私も目から鱗でした🤭
飲み物をどうするか
嚥下が弱くなってくると、
水分にとろみをつけるのか。
ゼリーにするのか。
どのくらいの硬さにするのか。
迷うことがたくさんあります。
私も母の食事を作りながら、ずっと試してきました。
でも最近思うのは、
みんなに当てはまる「これが正解」を探すだけではなく、その人なりの基準を持つことも大切なのではないか
ということです。
母には「これくらい」がある
母の場合、市販のゼリーを食べた時に、
「これくらいのやわらかさなら食べやすそう」
「これは少し弾力がある」
「これは口の中でまとまりやすそう」
と、普段食べているものが私の中でひとつの目安になることがあります。
たとえば、わが家では「たらみのこのゼリーくらい」と考えることがあります。
数字だけでは分かりにくい食感も、実際に知っている食べ物ならイメージしやすい。
その人にとっての「これくらい」がひとつある。
それは、毎日の食事を考える時のものさしになるのではないかと思います。
でも、基準だけでは足りない
ここで、もうひとつ大切だと思うことがあります。
食べやすかった硬さを見つけたからといって、
毎日、全部をその硬さにすればいいのか。
私は、そうではないと思っています。
それだけになってしまうと、食べる楽しみまで小さくしてしまうかもしれない。
ぷるんとしたもの。
ふわっとしたもの。
少し弾力のあるもの。
口の中でほろっと崩れるもの。
冷たいもの、温かいもの。
食べ物には、いろいろな食感があります。
だから私は、
「その人の基準」と一緒に、「その人が楽しめる振り幅」も知っておけたらいいな
と思います。
わが家で「振り幅」を考えられる理由
ただ、ここには大切な前提があります。
わが家では、母のすぐそばで食べる様子を見ながら介助しています。
そして、必要な時にはすぐに吸引できる環境があります。
食べている時の様子、口の中への残り方、飲み込むまでの時間、痰の状態などを見ながら、その日の食事を考えています。
だからこそ、その日の母の様子を見ながら、食感の振り幅を考えられる部分もあります。
誰にでも同じように、
「少し硬いものも試してみよう」
「食感の幅を広げてみよう」
という意味ではありません。
その人の嚥下の状態も、食事をする環境も、介助する人も違います。
安全を支えられる環境と、その人の状態を見ながら、その中にある「楽しめる幅」を考える。
わが家の場合は、そういう考え方です。
基準は一点ではなく、ものさしに
今日は少し食べにくそうだから、いつもの食べやすいところへ。
今日は調子がよさそうだから、いつもとは少し違う食感も楽しめるかな。
もちろん、その日の状態を見ながら。
「この硬さなら絶対に大丈夫」という意味の基準ではなく、
その人を見ながら食事を考えるための、ひとつのものさし。
そんなものが家庭にもあったらいいのかもしれません。
今回のスライスとクラッシュも、考えてみればそのひとつではないかと思います。
同じ水ゼリーなのに、形を変えると動きが変わる。
そして、食べた時の感じ方も変わる。
水分をどうするか。
食べやすさをどう考えるか。
正解をひとつに決めるのではなく、
「この人は、どこが食べやすい?」
そして、
「その中で、どこまで食べることを楽しめる?」
その人なりの基準と振り幅。
母の毎日の食事を作りながら、これからも考えていきたいと思います🤭
※この記事は、わが家での食事づくりと観察の記録です。嚥下機能や適した食形態、必要な介助・対応は一人ひとり異なります。食形態の選択や変更について不安がある場合は、医師・歯科医師・言語聴覚士・管理栄養士などの専門職にご相談ください。

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